新刊のお知らせ

公式のほうでも発表になっておりますので。4月15日に新刊が出ます。

『恋衣花草紙~山吹の姫の物語』

前作にひきつづき、平安宮中物です(前作は半分は熊野舞台だったような気もしますが)。
次回作をどうしようかと担当さんと相談いたしまして、同じものをつづけるのはどうかとは悩みはしたのですが、私自身平安物をもう少し書きたいなという思いがあったので通させていただきました。

イラストは宵マチさんです。
ぶっちゃけていいます。この素晴らしいイラスト、本当にイメージ通りです。
こんな雰囲気の話だと思ってください。
また詳しいことは、発売日が近づいてから書きますね。


恋衣花草紙 ~山吹の姫の物語~ (ビーズログ文庫)
恋衣花草紙 ~山吹の姫の物語~ (ビーズログ文庫)
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京都ハード旅

二月の中旬あたりですが、京都に行ってまいりました。
これ、本当に急に決めたのですよ。以前の記事で書いた、日高砂羽さんと長崎でお会いしたとき、彼女が「大阪の博物館に行くときに京都にも足を伸ばす」とおっしゃっていて、そのときはふ~んで別れたのですが、あとから彼女が京都で観たいと言っていた京都御所と風俗博物館がどうしても観たくなって、急きょ同行をお願いしたのです。といっても日高さんはすでに宿泊の手配をされているし、私は前述の二か所が観たいだけなので思い切って夜行バスを使っての日帰りツアーで。佐賀県人が長崎の人と京都で現地合流するという(笑)。

今回夜行バスを行きと帰りで別々のところを使ったのですが、以前名古屋に行くときに利用した西鉄さんの高速バス。シートもよくて、乗務員さんもとても感じが良くて大好きだったのですが、3月末で廃線になってしまうのですね。今回利用して、ぜひまた利用したいと思ったので残念です。西鉄の高速バスの乗務員さんはものすごく親切で腰も低いです。一流ホテルのフロントの人みたいでした。ていうか出雲のときもそうだったけど、私が利用しようと計画したバスが3路線連続で廃線になっているという(汗)。あ、福岡~出雲は西鉄が撤退しただけで、路線はあります。こちらのJRバスさんもよかったですよ。

というわけで京都で日高さん他一名と合流。
その日は2月の京都とは思えぬ陽気で、こんな天気が良いのだから先に京都御所に行こうという話になりまして、地下鉄で。
現在の京都御所は予約不要になっております。
ガイドさんのツアーもよいのですが、私のようなリピーターになりますとじっくりと時間をかけてみたかったので、今回は一番充実した時間を過ごさせていただきました。

そのあと京都駅に戻り、今回私的に一番見たかった『風俗博物館』へ。
実は以前にも一度観ているのですが、リニューアルしたということで。加えて以前は一人行ったのですが、この萌え空間を誰かと共有したいという思いもあって、日高さんが行かれるということで同行させてもらったのです。作家さんのお友達と一緒にいてなにが楽しいかというと、やはりこういうニッチな萌えを共有できることなのですよ。
けして広くはないフロアーなのですが、展示が充実しており平安時代をミニュチュアで見事に再現しております。しかも展示が目の高さに配置しているのが地味にすごい。迫真感がありますよ。ちなみに写真撮影OKですから、お好きな方は是非。ここで購入したパンフレット(?)が、なりゆき斎王を執筆するにあたってどれほど役に立ったことか。クリエイタ―関係の方で平安物を書かれる方には本当にお勧めですよ。


そのあと京都駅に戻ってお茶をして、夕食をとってから夜行バスで帰りました。
帰りの西鉄バスは本当に快適で、廃線が残念ですが、別の路線でまた利用できたらなと思います。



聖地だった。

京都や太宰府天満宮での菅公法要等書きたいことはいろいろあるのですが。

私の住んでいる街が、アニメの舞台のモデルらしいということは以前の記事で書いたのですが、本日地元の割烹(?)料理の店に入ってたまげたこと。

入口にこんなものが飾ってあった(お店の人には掲載許可受けております)。

20170306115342.jpg

なんか昨年あたり京都嵐山から北野天満宮に行くのに、それと知らずに待っていた嵐電が、とうらぶで全身ディスプレイされていたときのことを思い出した。


そして店内のテーブルには、こんなものが飾ってありました。
唐津(呼子?)名物のイカの活造りを注文すると、ユーリのカードが一枚もらえるそうですよ。




心なしか若い娘さんの団体様が多かったです。前来た時は、地元の年配者ばかりのお店だったのに。ちなみに帰りに通った舞鶴橋も、それらしきお嬢さんたちが写真を撮っておりました。

でもユーリとは関係なく地元人間として言いたい。

唐津のイカの活造りは一度は食べるべき!

長崎在住の日高砂羽さんと、京都のタクシーの運転手さんが絶賛してたんだからね!

最近読んだ本と、少し前に読んだ本。

昨日紹介させていただいた「夢も定かに」の作者さんの本で、こちらをつづけて読みました。

泣くな道真 大宰府の詩 (集英社文庫)
澤田 瞳子
4087452050


太宰府に流された道真が都では分からなかったさまざまな経験をして、しんどいなりに自分の役割や生きがいを見つけてゆくお話です。大宰府政庁の人達が、みな味があっていいです。太宰府好きの私も実はこんな妄想をして、道真では無理だけどモデルにしてこんなお話を書いてみたいなと思っていたので、なんというか「やった~(嬉)」という気持ちでした。



それで、ふと半年ぐらい前に読んだこちらを思い出しました。
時平の桜、菅公の梅 (中公文庫)
奥山 景布子
4122059224


こちらは道真を大宰府に追いやった時平が主役で、終始彼の視点で話が進みます。
この話では時平、一の人ながら完全に中間管理職です。そして道真が大好きです。大好きなんだけど、追放せざるを得ない展開になってしまって、最後の雷にむかって叫ぶシーンは彼のやるせなさが伝わって胸に染み入ります。まあ現代的な意味でゲスいこともしておりますが、それは平安時代ということでご容赦(でも身内のアレだからなあ…)。
天才過ぎて凡人の苦しみが理解できないことで周りから孤立してゆく道真を、やきもきした思いでなんとか周りと協調させようとしますが…というキャラクター付けになっております。

お二人とも知識が豊富で、その時代の感覚が読んでいてすごく伝わってきますよ。

最近読んだ本

表紙&帯に惹かれて購入

夢も定かに (中公文庫)
澤田瞳子
B01MSVXOV1


平城京ワーキングガールって、すごく萌えませんか? 
いや平安京もいいけど、やはり平城京が好きなのよ。
結構マニアな内容なのですが、ちょうどこの本を見つける前にこちらの本を読んでいたので理解しやすかったです。ちなみに作者さんも参考文献に使っておられました。

後宮と女官 (1978年) (教育社歴史新書―日本史〈11〉)
野村 忠夫
B000J8NSZC



聖武天皇の時代のお話なのですが、作者さんのこの時代に対する造詣がすごいです。
古代史に少し興味がある人なら采女知っているだろうけど、氏女なんて普通知らないよ(汗)。
とはいえそんな専門的なことだけではなく、主人公である三人の采女がそれぞれ現在女性にも通じる葛藤を克服してゆくさまが素敵です。個人的に春世のような女性を毛嫌いしないで、彼女の本質を見抜いて友情を築ける若子と笠女、いいなあ。彼女達以外の女性陣も魅力的です。
幼い井上内親王と不破内親王の将来を知っているだけに、健気さに胸が痛む。阿部内親王はやっぱりアレなキャラだな。出番は少ないけど。房前が存外によい男だったけど、若子の決断はそれでも胸がすく思いだった。
男性優位の時代だからこそ女性の強さが際立つなあ~。とても面白かったです。

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小田菜摘

Author:小田菜摘
コバルト文庫、ビーズログ文庫で少女小説を書かせていただいております。
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​ fn​aok​i99​★ya​hoo​.co​.jp​
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