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最近読んだ本と、少し前に読んだ本。

昨日紹介させていただいた「夢も定かに」の作者さんの本で、こちらをつづけて読みました。

泣くな道真 大宰府の詩 (集英社文庫)
澤田 瞳子
4087452050


太宰府に流された道真が都では分からなかったさまざまな経験をして、しんどいなりに自分の役割や生きがいを見つけてゆくお話です。大宰府政庁の人達が、みな味があっていいです。太宰府好きの私も実はこんな妄想をして、道真では無理だけどモデルにしてこんなお話を書いてみたいなと思っていたので、なんというか「やった~(嬉)」という気持ちでした。



それで、ふと半年ぐらい前に読んだこちらを思い出しました。
時平の桜、菅公の梅 (中公文庫)
奥山 景布子
4122059224


こちらは道真を大宰府に追いやった時平が主役で、終始彼の視点で話が進みます。
この話では時平、一の人ながら完全に中間管理職です。そして道真が大好きです。大好きなんだけど、追放せざるを得ない展開になってしまって、最後の雷にむかって叫ぶシーンは彼のやるせなさが伝わって胸に染み入ります。まあ現代的な意味でゲスいこともしておりますが、それは平安時代ということでご容赦(でも身内のアレだからなあ…)。
天才過ぎて凡人の苦しみが理解できないことで周りから孤立してゆく道真を、やきもきした思いでなんとか周りと協調させようとしますが…というキャラクター付けになっております。

お二人とも知識が豊富で、その時代の感覚が読んでいてすごく伝わってきますよ。
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最近読んだ本

表紙&帯に惹かれて購入

夢も定かに (中公文庫)
澤田瞳子
B01MSVXOV1


平城京ワーキングガールって、すごく萌えませんか? 
いや平安京もいいけど、やはり平城京が好きなのよ。
結構マニアな内容なのですが、ちょうどこの本を見つける前にこちらの本を読んでいたので理解しやすかったです。ちなみに作者さんも参考文献に使っておられました。

後宮と女官 (1978年) (教育社歴史新書―日本史〈11〉)
野村 忠夫
B000J8NSZC



聖武天皇の時代のお話なのですが、作者さんのこの時代に対する造詣がすごいです。
古代史に少し興味がある人なら采女知っているだろうけど、氏女なんて普通知らないよ(汗)。
とはいえそんな専門的なことだけではなく、主人公である三人の采女がそれぞれ現在女性にも通じる葛藤を克服してゆくさまが素敵です。個人的に春世のような女性を毛嫌いしないで、彼女の本質を見抜いて友情を築ける若子と笠女、いいなあ。彼女達以外の女性陣も魅力的です。
幼い井上内親王と不破内親王の将来を知っているだけに、健気さに胸が痛む。阿部内親王はやっぱりアレなキャラだな。出番は少ないけど。房前が存外によい男だったけど、若子の決断はそれでも胸がすく思いだった。
男性優位の時代だからこそ女性の強さが際立つなあ~。とても面白かったです。

長崎に行ってきました2

雨の中、路面電車を使って会場に。
見たかった演目は変面ショーと蛇踊りだったのですが、両方とも雨天中止(笑)。
とはいえ孔子廟で、四合院の造りを見ることができたのでひとまず満足いたしました。
一日乗車券を使って、路面もめいいっぱい乗れましたので旅気分を満喫いたしました。
そういえば向かい側に「おでん」を車内販売している電車が通っておりました。
あの日は少々生暖かったので、もう少し寒い日だとより食欲がそそられたのかなと。

時刻も遅くなっていたので、市内のロイヤルホストで晩御飯を食べながら、おしゃべりしまくりました。あっという間に時間が過ぎて、長崎自動車道に入ったのは0時を2分過ぎていたのですが、ETCによる深夜割引の対象だったのか、高速代が半額に近かったですよ~。
日高さん、今回もお世話になりました。

実はいろいろ事情が重なりまして、これも含めて3週連続、日高さんとそれぞれ別の都道府県でお会いすることになりました。
日本って狭いな~。


長崎に行ってきましたよ。

以前から行ってみたかったランタンフェスティバル。
日高さんにお尋ねしてみたら、お付き合いくださるとのことで先日長崎に行ってまいりました。
日高さんとは夜に合流することにしていたので、昼間は長崎市内をぶらぶらすることに。平和公園近くの駐車場に車を停めて、浦上天主堂と原爆資料館、永井隆博士の如己堂を見学してまいりました。西日本の人達は修学旅行等で広島・長崎の原爆関連資料を見る機会は多いと思いますが、東日本の方はなかなかその機会もないと思います。見てどう受け止めるかは個人の自由ですが、日本人として一度は足を運んでおいて欲しいなと思います。

そのあと中華街に行き、一人飯のあと唐人街跡。次に孔子廟&中国歴史博物館に行ってまいりました。孔子廟。まさしく四合院の造りで、本当に外から遮断された世界でした(いや、高いビルは見えるのですがね)。これは色々と参考になりました。
そうそう。今回路面の一日券で移動したのですが、中吊り広告で長崎市民病院の名称変更と駐車場新設のお知らせが!
公立病院の駐車場の中吊り広告ってはじめてみた。しかも広告吊っている電車のアナウンスは昔の病院名のままときた(笑)。

そのあと待ち合わせのため、長崎のアーケード街に入ってしばらくしてから日高さんと合流しました。
「めちゃ、雨降っているよ」
「え、いつのまに?」
私、アーケードの中にいたので気づかなかったのですね。天気予報ではそういっていたので傘は持っておりましたが、街を歩いているときはそんな気配もなかったので、ああ天気予報外れたなあと思っていたのですが。


長いのでつづく。
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小田菜摘

Author:小田菜摘
コバルト文庫、ビーズログ文庫で少女小説を書かせていただいております。
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