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シンポジウム

絶対に中止のままだろうと思っていた、西南学院大学博物館でのシンポジウム「東方キリスト教徒の出会い」の開催が決定となりました。嬉しいのですが二月だということで、あの講堂では寒そうだな(汗)。
ちなみに西南学院大学博物館の庭では、聖書に登場する植物を再現する試みを行っています。
もちろん風土がちがうので完全な再現は難しいとのことですが、しっかりしたリーフもあって、関係者の方々の熱意が感じられます。
(余談ですが今日の某番組で「北欧の生活をコンセプトにした家造り」という内容の放送をしていたのですが、そもそも日本と北欧では風土がちがうので、参考にしてもあんまり快適にならないのではないかと思ったのですが???)

東方正教会といえば、正教最高権威(とされる)コンスタンチノープル総主教庁が、ウクライナ正教会のロシア正教会からの独立を認める方針を出したので、ロシアとウクライナ(&多分トルコも)の間の緊張がまた高まっているようです(@今朝の新聞)。
西南学院大学の企画展を観た限りでは、日本はロシアに近いからなのか私が想像していたより正教徒の方もいらっしゃるようですね。九州にいるとあまり感じないのですが、北日本のほうだと少しちがうのかもしれないですね。
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遠藤周作『侍』

タイトルとは別件ですが、前回ブログで書いたシンポジウムは台風で中止になりました(涙)。
それで別の日に企画展だけ行ってきたのですが、西方&東方コラボ企画だということで、福岡市立博物館で開催されている「西方浄土」の展覧会の半券を見せたら、目録がただでもらえました(喜)。


本題。
遠藤周作氏の上記作品は、支倉常長をモデルにしていると聞いていたのでラストはある程度予想してはいたのですが、正直、支倉常長より何万倍も悲劇だった。
端的に言えば「私は貝になりたい」でした。
私はたいていの鬱ラストは平気なのですが、この手のラストだけはダメ。
主人公、長谷倉に好感を持って読んでいただけに、きつい。


いっぽうのもう一人の主人公・べラスコの生き様は納得。
最初のうちは野心的で、自分達の宗教が絶対に正しいと思っている欧米人の上から目線にイライラして読んでいたのですが、どうあっても信念を貫こうとする姿勢と、そのような人なりにある人間味に次第に共感ができるようになってきました。
モデルがルイス・ソテロなのでそのとおりのラストではあったのですが、むしろこっちは天晴なラストでした。殉教というより、私は「生き切ったな、この人」という印象でした。
だからこそ最後に彼の「生きた、私は」という台詞がきたときは、本当に圧巻でした。


以前、最後に死を選択したとき本人&読者が「やった」と思えるような話を書いてみたいと思って挑戦したのですが、へたれな私は結局(登場人物が)周りにひきとめられて生を選ぶ話にしてしまいました。
ベラスコの生き方がまさにそれでした。
だからべラスコ一人だけの話を読みたかったのですが、そうなると遠藤氏の主題からずれてしまうのでしょうね。


長谷倉の人間像はすごくリアルで、だからこそ滅入る。










仏教といっても

先日、福岡市博物館で開催されている「浄土九州~九州の浄土教美術」に行ってまいりました。関連講座が浄土思想にかんしてだったので、いま書いている作品の参考にもなるかなと申しこんだのですが、なんとまさかのインド仏教の講義でした(笑)。
展示品は日本の仏教美術が中心でしたけどね。
ちょっと難しかったけど、興味深かったです。

ちなみにそこに置いてあったパンフレットで「東方キリスト教との出会い」を見つけたので行ってこようと思います。
西南学院大学はもともとプロテスタント系の大学なのですが、けっこう前もユダヤ教の講演を開催していました。今度はオルソドクスですか。ありがたい(笑)。
これからもこまめにチェックしてみたいと思います。

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小田菜摘

Author:小田菜摘
コバルト文庫、ビーズログ文庫で少女小説を書かせていただいております。
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