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待賢門院璋子の生涯

御無沙汰しておりました。
別に忙しかったわけではないのですが、特に書くこともないというか。
そんな中でも先日読んだ本のご紹介。

ブログタイトルのこちら

近頃、こちらの角田先生の本にすごく嵌まっていて、この1~2か月で5,6冊読んでおります。特徴(?)的なものが、藤原忠通がものすごい悪人という説を貫いているところ。これまでのイメージから、異母弟の頼長の癖が強いからか、この方のイメージっていまひとつ薄かったんですよね。私の印象としては人格云々はおいておいて、摂関家の最後の尊厳を、荒波を苦労してわたることで守った人というものだったのですが。余談ですが先生は藤原頼通アゲがなかなかですよ~。奥様とのエピソードを考えると愛妻家なのだな~と思ったわけですが、私の大好きな禎子内親王様からすると敵ですから<頼通。

それはともかくこちらの本を読んで思ったこと。

1・この本の璋子さんは、従来のイメージの、生まれつき道徳観が抜けているような天然悪女とは少しちがい、とても気が強くて魅力的な女性ではありますが、私はこの手の女性はあまり好きではない。

2・璋子さんと鳥羽院の関係は、やはりどの方が書いた資料を読んでも理解不能(<現代人だから仕方がないけど)。

3・崇徳天皇は本当に気の毒な方だけど、そんなことをすればそりゃあ美福門院さんも復讐したくなるよ。

4・璋子と得子の間でいまひとつ目立たない、極端な男嫌いの皇后・高陽院泰子さんがすごく気になる。

角田先生を批判するつもりではなく、大正二年生まれの方の価値観なので、女性の喜びがやはり男性に愛されることを基準として書かれておられるのですよね。そんなわけで男嫌いで三十後半で入内した泰子さんへの意見が辛辣で、現在の女性の感覚からすると少し辛い。
とはいえ泰子さんと璋子さんという、両極端にいる女性二人を妻に迎えた鳥羽天皇も大変だと思う。それもこれも白河法皇のせいだけど。
泰子さんは得子さんとは円満で、璋子さんとは対立していたそうですが分かる気がする。
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小田菜摘

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